2013年5月11日土曜日

Philipsのノンフライヤーを購入したのでいろいろ試してみた


揚げ物は油の処理が面倒なので絶対に自宅では作ることはないと思っていたんだけど、空気と熱で揚げ物を作るという“油を使わない揚げ物調理器”であるPhilipsのノンフライヤーが日本で発売されたので早速購入しいろいろと試してみた。総評としては、お手軽にヘルシーな揚げ物的なものを作るには良いものだといったところか。
下の写真を見ればわかると思うが、食材を調理する部分はバスケットとバスケットパンに分けることができ、それぞれ食器と同様洗うことができ、お手入れは簡単。使用するときはバスケットパンにバスケットをいれ、バスケットの網の部分に食材を置いて調理する。バスケットパンとバスケットの間に隙間があり、ここを空気が流れる。


取りあえずいろいろ試した結果、つぎの良い点・悪い点が分かった。
<良い点>
  • 後片付けが比較的楽、バスケットとバスケットパンは食器と同様に洗える(食洗器もOK)
  • 基本的に調理するために油は全く必要としない。
  • 油分が抑えられヘルシー(ただし、特別美味しくできるというわけでもない)
  • 最適な調理時間さえ押さえれば、常に同じ仕上がりが期待できる
<悪い点>
  • 消費電力が大きい(最大1420W)。ただし、常時この電力を使うというわけではなく温度が保たれている間はヒーターが自動で切れる。
  • 1度に調理できる量が少ない。とんかつはせいぜい2枚程度。
  • ちょっと音がうるさい(感覚的には掃除機のナイトモードぐらい?)
  • 調理中の食材が見えないため、最適な調理時間の見極めが難しい。
  • かつなど衣があるものは、ムラができてしまう。(見た目を美しく仕上げるには向かない)
以下いろいろ試した内容を記述する。

(1)フライドポテト

まずは、冷凍食品のポテトを使用してフライドポテトを作ってみた。
見た目・味ともに油で揚げたフライドポテトに近い感じに仕上がった。しかも、油っぽくなくていくらでも食べられる感じ。

(2)から揚げ

鶏もも肉に市販のから揚げ粉をまぶし、ノンフライヤーで調理する。

調理後、バスケットパンに余分な油分が落ちていた。これだけでも油分が減っていることがわかる。

もともと鶏肉に含まれていた油分があり、意外とジューシーな仕上がり。皮もパリパリ。ただ、一部ムラ(粉っぽく見えるところ)があった。熱は通っているので食べる分には問題なし。

(3)とんかつ

豚ロースに衣をつけ、ノンフライヤーで調理する。1度に作れるとんかつは2枚がせいぜい。

周りはきつね色になるが、全体的にきつね色にするのは困難。何度か挑戦したが、どうしてもムラが残り、きれいなきつね色にはならなかった。ネットで確認したが、揚げムラ?に悩まされている人は多いようだった。見た目きれいなとんかつを作るのはかなりの難度と思われる。

ただし、しっかり中まで加熱されていることは間違いない。

(4)ステーキ

あと、ステーキも作ったんだけど、写真撮り忘れたみたい。ただ、ステーキはフライパンで作るのとそれほど変わらない気がする。

2013年1月19日土曜日

アーロンチェアにヘッドレストをつけたよ!!

ワーキングチェアとして長年愛用してきたアーロンチェア。ヘッドレストがないことがずっと不満だったけど、つい最近サードパーティーからヘッドレストが販売されていることを知り、速攻購入し装着してみた。
 ちなみに、アーロンチェアとは、ハーマンミラー社が販売している割と有名なワーキングチェアで、コンセプト通り作業するために特化した椅子である。あくまで作業するための椅子なので、ハーマンミラー社としてはアーロンチェアにはヘッドレスト的なものは必要なしということらしい。 (ただ、作業していれば、椅子の上でちょっとくらい休みたくなるよね!!)

ということで、以下アーロンチェアの気に入っている点およびヘッドレストの使用感を述べてみたい。

アーロンチェアを個人的に気に入ってる点は以下の通りで、とにかく座っていて疲れにくい。
  • 全体的にメッシュ構造で夏でも蒸れない。また、メッシュの絶妙な反発で接地面(太ももやおしり)に圧迫感をあまり感じない。
  • リクライニング時の反動も絶妙で宙に浮いている感じがする。
    (これは実際に座ってみないとわからない感覚だと思う。)
  • リクライニングを前に傾け、前傾姿勢をとることができる。
    (前傾姿勢をとると前のめりに緊張が増し、やる気が増すように感じる)
  • 作りがシンプルで構造がしっかりしているため長持ちする
    (10年近く使用しているが、不具合らしい不具合はない)
気に入っている点は以上になるが、1つ注意点がある。アーロンチェアについているキャスターは意外と硬いのでフローリングで使用する際は、厚手のカーペットまたはマットを引くことをお勧めする。ないと確実にフローリングにダメージ(キャスターのあと)が残ることになると思う。

そして、ヘッドレストの使用感は以下の通り。
  • 付属の6角レンチでネジを締めて固定する仕組みになっていて、かなりしっかりと固定される(ぐらつきは全くない)。そのため、都度装着・脱着するようなことには向いていない。基本的に使用しないときは下図のようにヘッドレスト部分の角度を変えることになる。
  • ヘッドレスト部分のメッシュは、本体のメッシュの素材は異なっているようで、本体のメッシュより張りが少しゆるい。また、色味も少し異なっている(若干艶っぽい感じで若干安っぽく見える)。
    ただ、それほど気にはならないとは思う。
  • ヘッドレストに頭を預けリクライニングすると、背中のラインとヘッドレストの位置に若干の違和感を感じる。長時間休むには向いていないと思う。(サードパーティーが作成したものでこの辺はしょうがないか)
    ただ、疲れた時にちょっと頭を預けるには十分か。
総合的にみると5点満点中3.8点というところだけど、今までずっとなかったことを考えると、やはり必須アイテムと思う。