2009年8月13日木曜日

スリープトラッカーで快適な目覚めを[SleeptrackerPRO ELITE]


「ほぼ目覚めている状態」にアラームが鳴り、起こしてくれるという画期的な?腕時計です。睡眠には、眠りの浅い状態のレム睡眠と眠りの深い状態のノンレム睡眠の2種類の状態があります。このスリートラッカーは、眠りの浅い状態のレム睡眠の半覚醒状態に近いときに、アラームが鳴り起こしてくれるというものです。また、眠りの浅い状態を記録し、それをUSB経由で付属のWindows用のソフトウェアで管理することもできます。

まず、目覚ましの機能ですが、仕組み的には時計に加速度計が内蔵されおり、寝ている時の動きによって眠りの状態を判断しているようです。実際に使用した感覚では、私の場合は寝返りのタイミングでアラームが鳴るといった感じでした。ここら辺の判定は、個人差はあると思います。この時計のうたい文句であるすっきりとした目覚めであるかは微妙ですが、普通の目覚ましよりは、気がつきやすいのではないかと思います。
それから、アラームの鳴る時間は、アラーム時間とアラーム・ウィンドウ(分数)で時間帯として設定します。設定したアラーム時間よりアラーム・ウィンドウ(分数)前の間の眠りの浅い時にアラームが鳴ります。例えば7時にアラームを設定し、アラーム・ウィンドウを60分と設定すると6時から7時の間で眠りの浅い時にアラームが鳴ります。設定した時間帯に眠りの浅い状態がなかった場合でも、アラームの設定時間にはアラームが鳴ります。ちなみに、アラーム・ウィンドウ(分数)は、最大90分の設定が可能です。
また、スリープトラッカーPROシリーズでは、アラームの他にバイブレーションも選択することができるので、音が聞こえない状態でのアラーム機能としても使えます。例えば、音楽を聴きながら長時間電車に乗っているときに、時間を知らせてほしい場合とか。

次に、データを管理するソフトです。スリープトラッカーでは1日分の睡眠データが記録されるので、このデータを毎日USB経由で転送します。データ転送し、睡眠データを登録するとき(左図)に、自分の気分と状態(昼寝をしたとか、アルコールを摂取したとか)を登録することで、どういったことが睡眠に影響しているのかを記録していくことができます。

登録したデータは、画面(下図)で確認できます。左側のバー表示が眠りの状態で、黒丸が付いている部分が眠りの浅かった時間になります。この画面でいうと8月13日のAM2:30頃~AM4:00過ぎまでは、眠りが深かったことを示しています。また、8月11は、黒丸が多いのでかなり眠りが浅かったということになります。
そして、右側には、先ほどの画面で登録した気分と状態がアイコンで表示されます。これをもとに自分の睡眠の良い状態を維持・管理していくといったことになります。



まあまあ実用性ある時計だと思いますが、次の点は改善してほしいなと思っています。(ただ、すでに購入しているので改善されたら、改善されたでくやしいだけなのですが。。。。)
  • アラームの種類・音量はバリエーションがほしい(アラームと音量は固定となっている)。
  • デザインをもう少しなんとかほしい。(個人的にはあまり気にっていない)。
  • USB接続でなく、無線(Bluetoothとか)にしてほしい(クリップで挟むだけなのでそれほど手間にはなっていないけど、やはり無線の方が便利)。
  • 値段が高い(もうちょっと安くならないかと思う)。
スリープトラッカーのオフィシャルサイトはこちらです。